2022/03/09 08:32
お肌に優しく環境に優しいサボン・ド・マルセイユ。
シンプルだからこそ、使い方もさまざまです。
今回は、古くから伝わるサボン・ド・マルセイユの使い方、ヒントとコツをご紹介します。
サボネリー・デュ・ミディおすすめの使い方もプラスしていますので、ぜひ試してみてください。
①身体の洗浄用(石鹸本来の用途として)
「顔にも使えますか?」「体用ですか?」とご質問いただくことが多いですが、
サボン・ド・マルセイユは、体はもちろん顔も、全身洗えます。
十分に泡立てた柔らかい泡で、丁寧にお肌を擦らず洗ってください。
汚れは落としつつも、余分な皮脂を洗い落とさず、洗い上がりのお肌はみずみずしくしっとり。
自然素材の軽いメイクであればメイク落としとしてもお使いいただけます。
②髪、頭皮の洗浄用
ショートヘアーならシャンプーとして使えます。
強力なシャンプーに比べると頭皮を痛めることがありません。
髪質にもよりますが、洗い流した後にきしむ場合は、
市販の自然派トリートメントやクエン酸リンスなどをご使用になられるお客様もおられます。
③髭剃りに使用
サボン・ド・マルセイユを泡立てて、シェーブクリームとしてもご使用頂けます。
④衣類の汚れ落としに
通常の洗濯では落ちにくいシミなどの除去(果汁や油ジミなど)の際、
サボン・ド・マルセイユを少量の水で直接シミ部分に擦って下さい。
その後、洗濯機でいつものように洗って下さい。ほとんどのシミは落ちます。
⑤デリケート素材の洗濯に
ぬるま湯に石鹸素地を少し加えてよくかき混ぜた中に、
ランジェリーなどのデリケート素材を入れ2~3時間置いておきます。
目立つシミがない限りは、擦らず、濯いで乾燥させます。
通常の洗濯機で洗うよりも衣類を傷めません。
固形の石鹸を細かく削って入れるとより希釈し易いです。
⑥革靴やスニーカーのお手入れに
サボン・ド・マルセイユをブラシにつけ、汚れている部分を中心に靴を
やさしく丁寧に擦り洗いしていきます。
冷たい水ですすぎ、汚れが続くようなら丁寧に繰り返していきます。
最後にすすいだら、後は乾燥させるのみ。
⑦メイクアップブラシやスポンジなどのお手入れに
ブラシを濡らして、サボン・ド・マルセイユを丁寧に泡立てた泡でやさしく洗い、乾かします。
きれいに汚れが落ちて、ブラシ部分にもツヤが出ます。
⑧衣類の香りづけに
衣類の香り付けのためにマルセイユ石鹸をひと欠片クローゼットや引き出しの中に入れます。
これは、プロヴァンスで広く用いられている使い方です。
⑨防虫剤として
石鹸ひと欠片を木製の家具の中に入れておくと虫食いなどの害虫が付きにくくなると重宝されています。
⑩植物のお手入れとして
ガーデニングの際、サボン・ド・マルセイユを溶かした水を植物にスプレーすると、
害虫が付きにくくなります。
生分解性が高く、環境に優しいサボン・ド・マルセイユは、天然の防虫剤として働いてくれます。
⑪その他
石鹸ひと欠片を布団の中の足の横に置いて寝て下さい。
昔からサボン・ド・マルセイユは、こむら返りなどを和らげると言われています。
原材料は、オリーブ油、ヤシ油のみのシンプルなサボン・ド・マルセイユ。
シンプルだからこそ、さまざまな使い方ができる優れもの。
ご愛用者様からも、さまざまな使い方のお声を頂いてます。
愛犬のシャンプー剤として、サボン・ド・マルセイユを削ったチップスをぬるま湯に入れて
フローリングの拭き掃除の洗剤として、食器洗いにご使用頂いたり、など・・・
愛犬や家族の口に化学的な成分が入ることが少し気になるので、
無添加のサボン・ド・マルセイユを使ってますと仰られていました。
男性の方からは、洗髪から体、顔まで1個の石鹸で完結するのでシンプルで良い!と喜びのお声も。
全ての方に当てはまる結果とはならないことがありますことご了承ください。
これらを行う際、結果はその都度異なるので、必ず小さな欠片で試してから行って下さい。
今回は、サボン・ド・マルセイユの使い方をご紹介しました。新しい使い方など発見があれば、
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サボン・ド・マルセイユを最大限に楽しんでいただけたら嬉しいです。